先日、たまたまある一人の訪問者の動きをリアルタイム解析で確認できたときのお話です。このブログは現在、一日200人程度のトラフィックだったので可能でしたが、常時、多くの人が訪れているサイトではほぼ不可能になると思います。
一連のあらすじ
このブログで最もトラフィックの多い記事の一つですが
「女の子(子共)の髪の切り方についてのまとめ」にアクセスがありました。
リアルタイム解析のサマリーからは検索キーワードも確認でき、
はじめは「髪の切り方 女」というキーワードでやってきた人でした。
これだけでは訪問者がどんな人かはわかりませんが、しばらくすると、別のページが閲覧されました。
なかなかマイナーどころの記事なのですが、
子供のころに教えて欲しかったこと
が読まれていることが確認できました。
キーワードは変わらず残っていたので、同一人物がこの記事を読んでいることが分かりました。
どうやってその記事にたどりついたかというと記事の下に表示させてある4つの関連記事のうちの一つに表示されていたものでした。
続いて以下のページへと順々に移動します。
育児について思うこと
父親流、育児に疲れたときの発想の転換法
それぞれの記事を読むと最後の関連記事に表示されているので、そこから移動したのだと思います。
私も追いかけてみていたので、次はどれかと予想しながらの、なかなかワクワクする時間でした。(ストーカーみたい…汗)
このあたりで、この方は育児中の男性と予想できました。
次に関連記事を選ぶかと思うと、意外なことに
category IT
が閲覧されました。
メニューバーの一番左から飛ばないとこれは不可能です。
ITにも興味あるのかなと思いましたが次は
Aboutページへ飛びます。
こちらはフッターからしか飛べないので、IT関連の記事をスクロールしても特に興味のある記事がなく、
最終的にフッターまでたどり着いたのだと予想できました。
その後、再びcategory ITが閲覧されます。
おそらくブラウザの戻るボタンを使用したのだと思います。
次に閲覧されたのは
神の存在を信じられない人のための話
フッターにあるいいね数の多い記事一覧の中から、気になったタイトルだったのだと思います。
次は
「楽観主義者」と「悲観主義者」の違い
人生の最高の時
と続けて閲覧されました。
こちらは関連記事から移動したようです。
執事の話シリーズにも興味もってくれている!と手ごたえを感じていたのですが
次は
category kids
へと移動します。
多少の興味は引いたかもしれませんが、やはりこの方が求めているのは育児についての情報のようでした。
その中から
魔の二歳児育児に対処する6つの秘策+1
が閲覧されます。(これはさすがに予想通りでした。他に表示されるのはレゴブロックシリーズだけだったので)
再び
category kids
へ戻ります。ブラウザの戻るボタンですね。
続いてPageNaviを使用して次々へ移動します。この途中で表示される記事は既に最初のあたりで読み終えていると思われます。
category kids2
category kids3
category kids4
ここで、まだ読んでなかった次の記事が閲覧されます。
親のための「コリント人への第一の手紙13章」
ブラウザの戻るが押される
category kids4
そしてこのカテゴリの最初の記事
子育てで一番大切なこと
が閲覧されます。
ここで我に返ったかのように、おもむろにブラウザの戻るボタンを連打したと思われる動きがありました。。
実は、ブラウザの戻るボタンで移動してもPVはカウントされるんですね。
この時だけでPV10追加されているのが意外な発見でした。
そして本来の目的である「女の子の髪の切り方」を10分ほどじっくり読まれて去って行かれました。
長らく表示されていた「髪の切り方 女」というキーワードも消えました。
以上がたまたま追いかけることができたリアルタイム解析の事例です。
感想とか
個人的には、多くの記事を読んでもらえたのか純粋に嬉しかったです。
コメントもなければFacebookページへのアクションもなかったのですが、
これまでに書いてきた記事が少なくとも一人の訪問者に対して「読ませる」内容であったことが確認できて、何より嬉しい瞬間でした。
と、ここで終わるとただの日記なので、せっかくなので今回の一連のあらすじから見えてきたことをまとめておくと
などが見えてきます。
(もうちょっと突っ込んだ解析ができそうなのですが…誰か気付くことがあれば教えてください。)
とりあえずは、これらをヒントに、今後のサイト構成の見直しに役立てていこうと思います!
以上、参考までに。
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