ともに揺られて

短いですが、大切なことを教えてくれるお話の紹介です。原題は「Rocking with Me」です。
Get Old or Get Out


「ともに揺られて」

以前、ある福祉施設に年老いて元気のない女性がいた。彼女は誰とも話したり、何か要求したりしなかった。
彼女は、ただそこにいて古ぼけたロッキングチェアに揺られているだけだった。

その老婆を訪れる人は多くなかった。しかし2,3日おきに、
彼女を心配している賢く若い看護師が彼女の部屋を訪れていた。

彼女は老婆に話しかけたり質問したりはしなかった。

彼女たはただ、もう一つのロッキングチェアをひっぱり出してきて老婆の隣でともに揺られていただけだった。

数か月後、その老婆はとうとう言葉を発した。

「ありがとう、私とともに揺られてくれて…本当にありがとう」

“There is nothing more truly artistic than to love people.”
– Vincent Van Gogh
『人を愛することよりも優れた芸術は存在しない』
  -ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ-

‐作者不明‐

北野武監督の「HANABI」という映画で劇中、一言も言葉を発しなかった妻が最後の最後のシーンで一言だけ話した言葉が非常に印象に残りましたが、何か通じるものがあると感じるのは私だけでしょうか。「ともに」してあげるということは大きな愛だと思います。子供が成長していくのは早く、そして家族が共にいられる時間は短いです。何か特別なことができなくても、いつでも「ともに」してあげられたらと思います。

※このほかにも執事の話シリーズを書いていますので、是非ご覧ください。

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