ブログを書いていると、他人のブログを読むことも多くなるのですが、その中で、これ面白い!とか、うまく表現したな、と思わせるブログ記事に出会うことがあります。
文章力って、あまり答えのないものですが、自分の味のある文章スタイルって、磨き続けていきたいものです。
今後も、書いていく上で、自分の文章力向上の参考になるかと思い、自分が面白い!と思った記事やフレーズなどを分析してみたいと思います。
※個人的に好きなブロガーの松本まさとさん(Maka-Veli.com)の記事が何度も出てきますが、それぞれ面白いと思ったことを小見出しで分けてその理由を分解してみます。
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読者の心理を先読みし、ブログ記事の中に引き込む
綺麗だなと思った写真からカラーパレット化してストックしとくとデザイン時に役立つんです
-Maka-Veli.com-
なんかキレイなカラーパレットって、見てると嬉しくなりませんか?
なりませんかそうですか
普段、綺麗だなーと思った写真から、メインの色を抽出してカラーパレットとして並べておくんです。
並んだカラーパレットには名前なんてつけてあげちゃって。
根暗でしょう?
うまく相手の受けた心理を先回りしていますよね。ジョセフジョースターみたいです。
高橋文樹さんのブログでもこの手の手法は良く見られます。
第三者を出演させて自虐ネタを展開する手法
Photoshop Tutorial / 誰得?写真からタトゥーを人物に転写する方法
-Maka-Veli.com-
自虐ネタって、使い方間違えなければ、読者の心を強くとらえるんですよね。
自作の第三者をうまくつかった好事例です。(去年、一番笑ったエントリ)
人間味を伺わせる感情表現
今年もっとも切り口に嫉妬したエントリー20個
次はホームページを作る人のネタ帳さんから、いわゆるブログ記事のレビュー記事で、(この記事もそうですが)他人の書いた記事に対して、自分の意見を述べています。
とくにこの中で、
内心「くそっ!くそっ!合わせ技か!くそっ!」って思っていたことは内緒ですよ?
というあたりが、嫉妬している感じがよく出てて、何か、読者に身近な感じを与えます。
また かちびと.netさんからも
WordPressのオリジナルテーマ作成フロー・基本マニュアルでスクリーンショットの項目にある以下の文章
最初見たときはちょっとウホッてなりますので入れておくといいですよ!
あたりも人間味が出ててニヤリとしてしまいました。
誰もが知っている「決めセリフ」を使う
LIG社長も絶賛した!ベトナムってどんな国?5つの特徴で説明してみた
くれぐれもモニターに映る私の顔に引かないでください、そこに私はいません。
「千の風になって」の印象的な歌詞を、うまく使っていて思わずクスっときてしまいました。
誰もが知らなくてもいいのですが、マイナーネタであるほど、知っている人がみるとニヤリとさせる威力がありますね。
布石を置いて二度目で勝負
楽しくブログライフ。けどそんなに書けない。じゃあいつ書くか?
-Maka-Veli.com-
明日やろうはダンカンこのやろう
このネタが最初に出たときは、スルーしてしまいましたが、最後にもう一度出てきて、なんだか妙にしっくりきてしまいました。
※余談ですが、松本まさとさん、この記事にいたるまでは記事URLに_(アンダースコア)使ってたんですね。(サラリと暴露)
参考にこちらの記事をどうぞ。
WordPressのパーマリンクで – (ハイフン)が使われる謎が分かった件
何かを感じさせる書き方
科学的根拠に基づいたコピーライティングの7つの秘訣 -SEO Japan-
あなたはアメリカンフットボールの試合を見ている。あなたが応援するチームのクオーターバックが骨までしびれるタックルを食らい、あばら骨が折れる。
おおお…
何か読み手も思わず痛みを感じてしまいますね。
これ、ミラーニューロンっていうみたいですよ。
臨場感を与える
他にもこちらの記事で紹介されている文章が目に留まりました。
B2Bマーケッターが学ぶべき最も価値のあるレッスン -SEO Japan-
クライアントが話し終わって私の質問もなくなると、彼らは、“Barry、あなたはどう思いますか?”と言う。一旦停止し、殴り書きをする。そして、私は幸運を祈り、ありたっけの誠意をかき集めて、こんな風に答えるのだ:“あなたの製品は人々の時間を節約するように聞こえます。”
沈黙。ゴクリという飲み込む音。恐怖。誰も次に進みたがらない。携帯電話をチェックする人々。私はもじもじしている。私はどこで間違ったのか?私の何が悪いのか?
安堵。頭がゆっくりとうなずき始める。みんな私の簡単な評価に食ってかかりたいが、できない。次第に、誰かが思い切って言う:“その通りだ。素晴らしいよ、Barry。”
何だか臨場感が伝わってきますね。
自分の記事で恐縮ですが、長文の英文なのに一気に翻訳出来てしまった待ち人きたらずの記事もストーリーが伝わってくる情景描写で自分がその空間にいるかのような臨場感を覚えました。
(お時間あるときにお読みください。)
Amazonでも良書がたくさん販売されていますので、ご参考に。
とりあえず、今日のところはここまでですが、また事例に出会ったら適宜追記していきたいと思います。
面白い!て思わせることってとても大事だと思います。そのネタ一つでもう一回来てみたいと思わせるわけです。
今後の記事も少しでもひっかかる何かを心がけて書いていければと思います。
それでは今日のところはこのあたりで。
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