このブログも始めて半年になりますが、とうとう100記事目に到達しましたので、これまでの経緯など振り返りながら、これからの目標などを書いてみようと思います。
ブログを書く上で参考になることもまとめていますので、お時間あるときにお読みいただければ幸いです。
最初の壁
ブログを始めるにあたりよく言われる3ヵ月の壁とか、100記事の壁とか言われます。私は毎日更新してきたわけではないですが、最初はかなりのペースで100日で70記事書き上げました。
しかし、書けども書けども音沙汰なしというか、のれんに腕押しみたいな感覚の中、ソーシャルで繋がった人にも気を遣ううちに若干疲れてきました。そのためトラフィックに踊らされないで、自分が楽しく書くことを心がけるようにしました。
ソーシャルへの通知もやめて、自分が勉強していきたい内容について、WEB上に勉強Logを残すような使い方として、
ブログをセルフマネジメントツールとして活用することにしました。
すると不思議なことに、丁度その頃からアクセスが増えてきたのです。
勿論、それまでに書いてきた蓄積が、実を結び始めたというのもあるので、別に方針を変えたからアクセスが伸びたというわけではないと思います。
しかし、書いていく自分自身は随分と気が楽で、楽しくブログに取り組めるようになりました。
これはブログを続けていく上でとても大切なことだと思います。
勿論ソーシャルが得意な人は、それが楽しみをもたらしてくれるならどんどん活用されたら良いと思います。
大切なことは、「自分が楽しく」というところです。
アクセスされる記事
100記事も書いていると、その中でも長期的にトラフィックをもたらしてくれる記事があることに気づきます。
このブログの場合、
・女の子(子供)の髪の切り方についてのまとめ
・Inkscapeで3Dイラストの描き方チュートリアル
・iPhoneアプリの音が出ない?
・蜂が部屋の中に入ってきたときの撃退法
などが、毎月上位にあがってきます。
これらの記事が果たしてどれほど人に役に立っているのか謎ですが、
それでもトラフィックをもたらしてくれるのは書き手にとって励みになります。
それでは何故、これらの記事は長期に渡ってアクセスされるのか?を分析してみることで、今後書く記事に活かしていければと思います。
長期的にアクセスされる秘訣
それぞれの記事について、経緯など記してみると
・女の子(子供)の髪の切り方についてのまとめ
⇒自分が娘の髪を切るとき、Googleで調べたところ、答えが多様にあり今一つ整理がつかなかったので、自分でまとめ記事にしてみました。
キーワードは「子供の髪の切り方 女の子」が多いですが、割と多様な検索ワードの組み合わせからたどりつかれる方が多いようです。
・Inkscapeで3Dイラストの描き方チュートリアル
⇒Inkscapeのチュートリアルで英語のままだとちょっと読むのに手間取るので、他の方にとっても有益と思い、日本語にして読みやすくしておきました。
一応CreativeCommonsでシェアOKのようなので、引用元のリンクをつけて掲載しています。
キーワードは「Inkscape 3d」で来る人が多いですが、Inkscapeには多種多様なサジェストワードがある中、今まで翻訳したものの中で「3d」というのが当たりました。
・iPhoneアプリの音が出ない?
⇒記事自体はしょうもないネタなのですが、私の体験談を載せて、万人に一人の同じケースの人のために書いてみました。
キーワードは当然「iPhone アプリ 音が出ない」ですね。それ以外にもいろいろなケースがありますが、基本的には音が出ないという症状が出た人が検索されることが多いようです。
・蜂が部屋の中に入ってきたときの撃退法
⇒この記事も、どれほど役に立っているか不明ですが、私の体験談を書いてみました。毎日のようにどこかで蜂が活躍してくれているおかげで私の記事が検索されるようです。
キーワードは「蜂 部屋の中」が多いです。
これらをまとめてみると以下のポイントが見えてきます。
・ほぼ永続的に発生するトピックが長期的なアクセスをもたらす。(蜂とか髪の切り方とか)
・答えが一つでないトピックの記事は競合が多くてもアクセスされる(iPhoneとか髪の切り方とか)
・ハウツーを書いたチュートリアル系の記事はそのソフトやジャンルの人気がある限り続く(Inkscape)
上記を踏まえて今後の記事を書くときに心掛けることを記してみます。
記事を書く上で心掛けること
・自分が面白いと思える記事を書く
・誰かの役にたつ記事を書く
・長期的に検索されるトピックを選ぶ
・Googleに好まれるタイトルとコンテンツを書く
はい、当たり前な項目が並んだ気もしますが、もう少し突っ込んで書いてみると
Googleに好まれる記事タイトルというのは確かにあって、そこから外れると、そもそも検索対象にさえならない。つまり当然アクセスするための門がないということになります。
私の経験則ですが、Googleが好む記事タイトルとは「3~4のキーワードで成り立っていて、その検索語を検索した人が欲している情報を簡潔に示しているタイトル」というあたりでしょうか。
記事タイトルがそのコンテンツを適切に示していないのもNGです。
iPhoneもInkscapeもどちらかという長期的な商品だと思いますが、一番長いのは人の「生活」に属した内容かと思います。
私は育児についても書いていますが、人が生きていく上で、そのライフステージで遭遇する内容について自分の体験談を踏まえて、オリジナルストーリーを書いていくのが良いのだと思います。
関連記事を有効に活用する
さて、ここまでは主に検索トラフィックということにポイントを置いて書いてきましたが、単に検索されても、直帰率や離脱率が高いままだと、寂しいですよね。
このブログではチュートリアル系の記事が多いこともあって、そこそこ滞在時間が長くなっていると思いますが、検索された後、読者が素通りしないことも考えていかなければなりません。
検索エンジンからの門となる代表的な記事も必要ですが、その後、読者のニーズを満たすために関連記事を充実させておくことも大事です。
最初に検索された記事が読者が欲していた情報ではない場合もありますし、
一つの記事が長すぎても離脱される確率が増えることになります。
そういう意味で、一記事に全てを含めないで、適量にトピックを分割しながら、読みやすくまとめるのが良いと思います。
またせっかくなので関連記事を少しだけタイトルを変更しながら、トラフィックの門(キーワードの幅)を広げることも有効な方法だと思います。
といっても、たまには長い記事を交えてみるのもメリハリになるし、長文の濃い内容は、読者にスゴイ!と思わせることもあります。
ブログはナレッジデータベースに変化する
トラフィックの多いブログは、本質的に記事の数が豊富です。
私たちは意識していませんが、データベースというのは生活のあちこちに溢れていて、実は頻繁に検索しているものです。スマホが普及したこともあり、人々の生活の中で「検索する」という行動がますます増えていくと思います。
そういう意味で、特定のジャンルにおける関連情報を詳細に書き続けてきたブログは実はナレッジデータベースというWEBサービスとなるのです。
WEBサービスならばユーザーの使いやすさを考えることも大事なことです。
記事の構成も可能な限り統一したフォーマットにしておけば、検索者が関連記事を読むうえで、シリーズ化されていて親切かと思います。
このブログではチュートリアル記事を翻訳してみて、後で自分も参照しながら実践に活かしていくので、自分自身もそのWEBサービスのユーザーだったりします。
目的は何?
はい、最初に書くべきでしたが、ブログを書く目的を定めることは大事なことです。
トラフィックを集める方法論は様々ですが、それをもとに収益化するのか?ネットワークを広げるのか?自分のライフマネジメントに活用するのか?
そもそもブログを書くことで何を実現しようとしているのかというのを、いつも考えておくのが良いと思います。
始めたときと、状況が変わっているかもしれませんし、目的さえも変わることもあるでしょう。
やめて新しいブログを書くこともあるでしょうし、書く内容を微調整していくこともあると思います。
正直言いますと、このブログでは最初何を書こうとしているのか、よく分からないまま出発しました。
自分が何が提供でき、何を得意とし、何により興味を持っているのか?
これらが明確でない場合、とにかく出発して、書けることを書いてみるというアプローチもありだと思います。
出してみてこそ、自分の事がもっと観察できるものです。Aboutページも適宜調整していけば良いです。
このブログではタイトルも変わったり、カテゴリ階層も変わったりしながらここまで来て、やっと一つの形にたどり着きつつあります。
これからも変化するかもしれませんが、今後はある程度ジャンルを絞りつつ、更新頻度をある程度、定期的なものにしていきたいと思います。
それでは今度は200記事を目指して新たな旅が始まりますが、ストライクなジャンルがありましたら、時折訪れてやってください。
長い文章でしたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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