以前、サッカーの一流選手のフェイント動画をまとめた記事がそれなりに好評でして、あらためて有名どころのフェイント技をわかりやすく解説した動画を紹介したいと思います。
【城彰二】あの城彰二がついに、プロの企業秘密を初公開!トッププロとして、少年サッカー指導者として、様々な経験の中から培った城彰二ならではの発想と実戦ノウハウをここに公開します。
ボディフェイント
メッシのプレーを元に解説してくれているわかりやすい動画がありました。
ドリブルをする足元の動きは変えずに上体だけを左右に動かしてディフェンスを引っ掛けるフェイントのことです。
基本技の一つですが、一流のプロがやると切れ味抜群ですね。
シザーズ(scissors)
内側から外側、或いは外側から内側へボールに触れずに腿を上げることなくボールの横を高速でまたいでディフェンスを惑わすフェイント。ディフェンスはボールをまたぐ動作に吊られて動いてしまうか、ボールをまたぐのか蹴るのか混乱して動けなくなるのでその隙をついて抜く。内側から外側にまたぐのが通常で、逆に外側から内側へまたぐようなシザーズを逆シザーズと呼んだりもする。素早く大袈裟に、そして連続で行うことで効果は上がる。また中央でプレーするセンタープレーヤーは重心をずらさずに上下動を、サイドプレーヤーは重心をコントロールしながら左右への動きを大きくすることで効果が上がる。前述の物はブラジルのロナウドやポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド、後述の物は同じくポルトガルのルイス・フィーゴなどが得意とする。シザースとは英語で「鋏」のことである。ペダラーダともいう(ポルトガル語)。
エラシコ(Elastico)
http://www.youtube.com/watch?v=e_beuGYINR4
正しくはエラッスチコ或いはエラッシチコと発音する。足のアウトサイド(外側)でボールを軽く外側に押し出し、同じ足のインサイド(内側で)逆側に切り返す動作。最初のボールを外側に出す動きにディフェンスを引っ掛ける。ブラジルのロナウジーニョなどが得意とする[1]。基本的にブラジルではスタンダードなフェイントの一つであり、ロナウドや、またスウェーデンのズラタン・イブラヒモビッチなども使用している。
ルーレット(マルセイユ・ルーレット)
足の裏でボールを止め、体を半回転させて後ろを向きボールとディフェンダーの間に自分の体を入れてディフェンダーからボールを隠して、そのままボールを引き寄せながらもう半回転してディフェンダーを抜き去る技。フランスのジネディーヌ・ジダンが得意とした。本来の名称はルーレットであるが、この技を多用するジダンの出身地がマルセイユであり子供の頃のストリートサッカーで生み出した技術であることからマルセイユルーレットととも呼ばれる。
クライフターン
こちらが実際の試合中に様々な選手が繰り出しているクライフターンを収めたものです。
ボールを片方の足のインサイドでもう片方の足(軸足)の後ろを通してターンする。キックフェイントと併用するのが一般的。オランダのヨハン・クライフが得意とした。
マシューズフェイント
ボールの外側へ大きく踏み込み、さらに同方向へ逆の足のインサイドでボールを少し動かすことで相手の重心を傾ける。即座にアウトサイドで逆方向へボールを動かしディフェンスを抜く技。わりと一般的なフェイントで多くの選手が使っている。イングランドのスタンリー・マシューズが得意とした。
シャポー(Chapeau)
ボールを浮かせてディフェンダーの上を通して自分はボールを持たずにディフェンダーの横を通り過ぎる技。シャポーとは帽子のことです。
ロビーニョのプレーがわかりやすかったので掲載します。
ヒールリフト
実際に試合中に狙ってこの技で抜くことはほとんどないですが、足技のバリエーションとして。
ボールを両足で前後から挟み、踵で蹴り上げて自分の背中からボールを出しディフェンダーの上を通す技。その後、自分はシャポーと同じようにディフェンダーの横を通り過ぎます。
メイア・ルア(meia-lua)
主に詰め寄せてきた相手DFの背後にスペースがある時に有効なテクニックで、ボールをそこめがけて軽く蹴り出し、自分は相手を挟んで、蹴り出したボールと反対側からダッシュをかけ、相手を追い越してボールに追いつくというものである。相手に向き合って左側に蹴りだせば、自分は相手の右側を迂回するように走ることになる。この際に蹴りだす動作の時点で予測され、カットされるのを防ぐため、極力自然にかつ小さな動きが求められる。特徴としては、スペースがあることが前提ではあるが、相手DFをかわす際に時間を要さないのでカウンターなどで一対一の状況になった場合などには非常に有効であり、それゆえにFW向きのテクニックとも言える。このテクニックを得意とする主な選手にロナウジーニョやフェルナンド・トーレス、ロビーニョが挙げられる。日本では、三都主アレサンドロが多用する。日本では、「裏通り」、「裏街道」などと呼ばれることもある。
ファルカンフェイント
左足裏でボールを保持し、ボールを右足方向へ転がし、右足でインサイドキックのフェイントでボールをまたぎ、足の間を通過したボールを素早くまた右足裏で押さえて止める。続け様に右足から同じように左足へ連続で仕掛けることが出来る技。フットサルのブラジル代表選手ファルカン(本名・アレッサンドロ・ローザ・ヴィエイラ)が得意とする自らの名前が付いたフェイントテクニック。
連続すると意外に難しく、解説の細かいこちらの動画を紹介します。
主な出展;wiki
あと、この手のDVDを一本持っておくと、練習には役立つと思います。
以上です。本当は人の名前のついた動画はその人のプレーを集めたかったのですが、もうかなり古い選手のためわかりやすい動画が見つかりませんでした。かわりにチュートリアル風の動画を集めましたのでご参考に。
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