天国と地獄を分けるもの

天国に行く人と地獄に行く人とは、一体どこでその道が分かれるのでしょう?
シンプルながら分かりやすい比喩のお話がありましたので紹介します。
原題は「Parable of the Spoons」です。
Spoons

「スプーンの比喩」

ある日、一人の聖人が神と会話していた。
「神よ、私は天国と地獄がどのようなものか知りたいです。」
神はその聖人を二つのドアへ連れて行った。

聖人は一つのドアを開けて中を覗いてみた。
部屋の中央には大きな円卓があった。
円卓の中央には大きなシチューの鍋があり、とても美味しそうな匂いがしていて、聖人は思わずつばを飲み込んだ。

テーブルの周りに座っている人々は痩せこけていた。
彼らは空腹でおなかがペコペコに見えた。
彼らはとても長い取っ手のスプーンをもって、それぞれシチューの鍋に伸ばし、スプーン一杯にすくえそうだった。
しかし取っ手が彼らの手よりも長いため、彼らはスプーンを自分の口に入れることができなかった。
聖人は彼らのみじめな光景に身震いした。神は言った。
「そこが地獄だ。」

彼らは次の部屋へいきドアを開けた。
それは最初の部屋と全く同じものだった。
大きな円卓に、大きなシチューの鍋があり、聖人はつばを飲み込んだ。
そこにいる人々は同じ長さの取っ手のスプーンを備えていたが、ここでは人々はとても健康的で肉付きが良く、笑ながら話していた。

聖人は言った。
「わかりません。」
「簡単だよ。」神は言った。
「一つのスキルがあればいいのだ。
見なさい、欲張りたちが自分のことしか考えない一方で、彼らは互いに与え合うことを学んだのだ。」

-作者不明-

いかがだったでしょうか。
後で知りましたが、実はWikipediaにもあるくらい有名な話だったんですね。

自分が得ることばかり考えるのでなく、互いに与えあうこと。
前者の生き方をしていると、実際の生活の中でも次第に孤立していきますよね。

私もお金が足りないことが多いのですが、妻の人づきあいの上手さから救われることが多く、いつも学ばされます。与えることが上手な人でありたいですね。

それでは今日のところはこのあたりで。

※このほかにも執事の話シリーズを書いていますので、是非ご覧ください。

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