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執事の話

あなたの価値はいくらですか?

シンプルながら大切なことを教えてくれる面白いストーリーがありましたので、紹介します。タイトルは「Twenty Dollars」です。
Paying attention to detail

「20ドル」

ある有名な講演家が、20ドル札を掲げて、彼の講演を切り出した。
200人の教室で、彼は尋ねた。
「この20ドル札が欲しい人がいますか?」
手が次々とあがっていく。
彼は言った。「この20ドルをあなたたちの中の一人にあげようと思います。でも先に、こうさせてください。」
彼は20ドル札をクシャクシャに丸め始めた。それからまた尋ねた
「まだこれが欲しい人はいますか?」
変わらず、手は上がっていた。
「それでは」彼は続け、「こうしたらどうですか?」
彼はそれを地面に落として、靴で床にグリグリと踏みつけた。またそれを拾って、今度はくしゃくしゃで汚くなっていた。
「さぁ、誰がまだ欲しいですか?」
それでもなお、手は上がったままだった。
「皆さん、今日は貴重なレッスンを学びましたね。私がこのお金に何をしようとも、皆さんは欲しいと言った。
なぜなら、その価値が落ちたわけではないからです。
この価値は今も20ドルのままなのです。
私たちは人生で何度も、自分で決めたことや、置かれた状況によって、落ち込むし、くしゃくしゃになるし、泥にまみれることがあります。
私たちはあたかも自分が無価値のように感じたりしますが、何が起きたとしても、また起こるのだとしても、あなたの価値は決して失われることはないのです。
汚かろうが、キレイであろうが、くしゃくしゃだろうが、きれいに折られていようが、あなたはまだあなたを愛する人にとってはとても貴重な存在なのです。
私たちの人生の価値は、何をするのか、誰を知っているのかではなく、ただ『私たちは誰であるか』なのです。
あなたは特別な存在なのです。絶対に忘れないでください。」
-作者不明-

いかがだったでしょうか?
当たり前といえば、当たり前ですが、お金というありふれたものでも比喩として用いられるとわかりやすいですね。
個人的には、人間はむしろ踏みにじられたりする経験がある方が価値が上がると思うのですが、話しが脱線するので、そこは突っ込まないお約束ということで。
それでは今日のところはこのあたりで。
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