死を前にした人の生き方

私たちは、いつも平安、無事であることを願うが、
毎日、同じ生を繰り返していくと、いつの間にか、惰性で生きてしまうようになる。

しかし、今日をどう生きるのかがあなたの人生を決めるのだ。

last_chance

千葉敦子さんの「死への準備」日記 (文春文庫)を読んだときに、印象的なフレーズがあった。

あと何度食事をとれるか分からないという状況にあるからこそ、
一食一食が祝いごとのように感じられる。

精神生活のない、ただ動物として生きている苦しさは耐え難いものです。

人は、最後の機会を前にすると、真実な生き方を求めるようになる。
感謝と謙虚さに溢れた、気高い生き方を選択した人だと思う。

いかに死ぬかを考えることが、いかに生きるかの答えとなる。


最近では、ジョブズさんの

毎朝鏡を見て自問している。
「今日が人生最後の日だとしたら、
 私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか」

という言葉に、多くの人が影響を受けただろうし、生き方を変えた人もいるだろう。

忘れてはならない。私たちは、毎日、死へと向かって生きているのだ。
今日、眠りについて、明日、目を覚まさなかったら、人生は終わりなのだ。
明日に保証なんてない。いつでも命がけで生きているのだ。


アメリカでは、墓石にその人の生涯を表す短い文章を刻む。
有名なのは、鉄鋼王D.カーネギーさんの

Here lies the one who knows how to tell him he was more intelligent than those who live under.

自分より賢い者を治める術を知る男、ここに眠る

自分の墓石に何を刻みたいのか、いつも自問して生きることだ。
この世にあなたが生きた証を遺すために。


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