SEOに本格的に取り組む人なら、Google Adwords Toolsは必須ツールの一つかと思います。実は私は、あまり使っていませんが、ちょっと触ってみたときに何これ?とおもった「競合性」について、調べてみました。
日本語では、なんか決定的なソースがなくて、みんな適当に自分の感想書いているだけなんですよね。
英語圏で調べてみると、それらしい回答が見つかりました。
What is Competition with the Google Adwords Tool?
こちらの会社のサービスはもう終了しているみたいで、いつブログもなくなるかわからないので、今のうちに日本語訳を要約させていただきます。
競合性とは、そのキーワードに対してGoogle Aswordsの顧客(広告主)の競い合っている度合を示します。競合性が高いと、つまり、多くの広告主がそのキーワードで競い合っているため、検索結果でそのキーワードの広告を勝ち取るために、多額のお金が必要になるということです。平均CPC(一クリックあたりの支払額)も高くなります。しかし、それだけ採算の取れる魅力的なマーケットであるとも言えます。
逆に、競合性が低いと、一クリックあたりに支払う額が少なくて済みます。ただし、見方を変えれば採算性の好いキーワードではないということでもあります。
これは広告を出す側の立場(広告主)で見たことで、私のようにブログを書いてAdsenseで表示する側(広告スペースの提供者)からみるとどうでしょうか?
そのキーワードが競合性が高いということは、広告主が競い合っているということです。そしてクリック単価が高いというわけです。つまり、そのキーワードの関連するブログを書いて、トラフィックを獲得していき、プレースメント広告なども設定すれば、かなりの収益性を期待できるわけです。ただ、競合性が高いキーワードというのは、すでにマーケットとしても相当大きくて、当然、関連ブログを書いてる人も多く、トラフィックを獲得するのも易しくありません。
調べてみると、なんか競合性が低いキーワード狙っている人が多いですよね。それって、つまり単価の低い広告を表示する代わりに、ニッチなマーケットでトラフィックを獲得しようとしているわけで、方向性としては間違っていないと思います。ただ、今までブログを書いてきた経験からすると、その記事が検索者にとって真に価値あるものならば、個人ブログでも大手サイトと十分はりあえるSERP(検索結果)順位を獲得できます。
自分が勝負できると思えるコンテンツならば、競合性が高いものをドンドン狙っていけばよいと思います。
参考までに。
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