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個人的な日記

突然、片耳が聞こえない?検査の結果、突発性難聴と診断されました

先日、朝シャワーを浴びて、風呂場から出たら、突然左耳から聞こえてくる音量が半分になりました。
知らぬ間に水でも入ったかな?と気軽に考えていたら、翌日、耳鼻科で検査の結果、「突発性難聴」と診断されたというお話。
突発性難聴?片耳が聞こえない
※結局、私の場合、治療を受けましたが、完治というわけでなく、今もかすかな耳鳴りが続いています。それでも生活にはほとんど支障のないレベルにまで回復しました。ただしここまでくるのに3-4か月はかかっています。早期治療が大事ですので、早めに耳鼻科に検診に行くようにしましょう。

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突発性難聴とは?

発症は突然であり、患者は難聴になった瞬間を語ることができるほど突発的である。(たとえば「朝、起きたら」とか、「図書館に行く前はなんともなかったのに、図書館から帰ってきたら聞こえが悪くなっていた」とかである。)ある程度の時間をかけて徐々に難聴が進んだようなケースは突発性難聴ではない。
随伴症状として耳鳴りや耳閉憾を伴うことが多く、半数程度の患者は発症の瞬間には強いめまいを伴うが強いめまいは1回だけであり、強いめまいを繰り返したらほかの疾患の可能性を考える。
原因は不明であり、かつ原因が不明であることを本症の定義とする。したがって単一の疾患とは限らず、突発性・原因不明を条件とした感音性難聴を一括した疾患群である。Wiki

他にも、こちらとかわかりやすい説明となっております。
エンパワーヘルスケア「健康Salad」

耳鼻咽喉科で検査の結果

診断の際に伺ったのですが、耳が聞こえなくなる原因は大きく3つにわけられており
1.外耳の部分
要するに耳垢などが詰まり、一時的に聞こえにくくなることもあるとのこと。
これは耳を掃除すれば解消するはずで、見てもらうと、確かに耳垢はあったのですが、鼓膜に近い場所ではなく、
掃除しても、特に変化ありませんでした。
2.中耳の部分
聴力検査を受け、結果から、中耳にも問題ないとの診断。
ちなみに以下の検査結果から中耳炎ではないと診断されました。
中耳炎
3.内耳の部分
1.2でないなら、要するに3という診断で、内耳の部分が原因と思われる難聴って現代医学でも解明されてなく難病指定されているんですね。
全部同じ「突発性難聴」とくくられるのですが、実際は治る人およそ3分の1程度で、あと3分の1は改善するが難聴・耳鳴りなどの後遺症が残り、残りの3分の1は改善しないということです。
Wikiでの説明でもあったように、原因が不明であるものが「突発性難聴」と呼ばれるのですから、対処に困りますよね。
朝のシャワー後は耳が何か膜に覆われたような閉塞感があり、音量が半分しか聞こえなくなった感じなのですが、翌日受診したときには、ある程度、改善しており閉塞感は感じておらず、高音に対して耳鳴りを感じる程度でした。
そして検査の結果、高音域の左耳の聞こえが右に比べて著しくおちており、数値は以下の通りでした。
突発性難聴
ネットで調べると、めまいの症状やメニエール病などいろいろ書いていますが、私の場合は耳鳴り程度、
精密に意識を集中すると、左耳と右耳は繋がっている気がして、左で起こっている反応が、右にも感じられる気がしました。(右の聞こえには問題ありませんが)
入院して安静にして治療とか、怖いこと書いているのもありますが、実際に原因が不明な分、これといった対処法を断定できないんでしょうね。
とりあえず、プレドニンというステロイド剤と、メチコバールというビタミン剤、あとアデホスコーワ、ファモチジン というお薬を一週間分処方されたので、おとなしく飲んでおこうと思います。
先日の人生初インフルエンザといい、なんだか今年は当たり年ですね。
せっかくの機会なので、私の事例を参考として残しておこうと思います。

私の自覚症状記録

日曜日の朝、シャワー後
突然、左耳から聞こえてくる音量が半分くらいになる。
自覚はなかったが、知らぬまに水でも入ったかな?と思いつつ、
綿棒やティッシュ丸めて耳に差し込んでみるが、水分がついてくる様子はない。
右耳は正常でいつも通り聞こえ、
左耳は全く聞こえていないわけではなく、何かに覆われたような閉塞感?要するに音量が半分くらいに聞こえる。
昼どきは、高い音に反応してか耳鳴りを感じるようになる。
また、耳のあたりを手でふれても、感覚が少なく、若干、麻痺みたいな気がした。
しかし、夕方ころには、治ったかのごとく、普通に聞こえるようになった気がする。
翌朝、シャワーを浴びるため風呂場に入ると、再び左耳が覆われたような閉塞感を覚える。
密閉されて水分のある空間に反応しているような気もし、窓を開けると、多少、閉塞感がやわらいだ。
しかし、音量が半分くらい症状は自覚できた。トイレに入っても同じ感覚を覚えた。
多少、聞こえにくさはあっても、昼間は普通に仕事をして、夕方、駅そばの耳鼻咽喉科で受診。
月曜日夕方受診して、火曜日の朝から薬を服用。
火曜日の朝もシャワーを浴びましたが、実はこれまでのような閉塞感はなく、耳鳴りを微妙に感じている程度でした。
朝食後、服用した薬で、プレドニンは意外に体にこたえ、強い薬なんだなというのを予感させました。
昼も耳鳴りくらいで、日常生活には特に問題ありませんでした。
ここで、最近の研究結果から、聞こえない耳をもっと使ったほうがよいとの記事を発見

注文した耳栓が届くまではティッシュをつめて代用することにしました。(この記事を書いた当初は耳栓10個入り販売だったのですが、いつのまにか大量販売に差し替わっています。。。また小売に切り替わったようです。)
すると不思議なことに片耳をふさぐと、耳鳴りが収まり気味になります。
うまく言えませんが、左右が開通していると耳の中でハウリングが起こりやすいような感覚があります。
あと、PCでスカイプをつないだりすると、スピーカーの高音域に反応するのか耳が痛いです。
実は生活の中では駅の構内放送や乗車中の車内放送が結構キンキンきます。この場合、聞こえない耳のほうを塞いだ方が楽になります。
耳鳴りが大きくなりそうになった際、耳抜きすると一定の効果はあります。
とりあえず、そんな工夫をしながらお薬飲んで様子見です。
症状がひどい人の場合、聞こえない耳のみでの生活は危険を伴うので、決してオススメいたしません。
水曜日になり、
左耳を意図的に使うようになって、左利きのような感覚になる。
PCのタイプとか、重心のかけ方とか、なんだか今までと逆になっている。
よく左右の脳をバランスよく開発するために左手で箸を使う人がいるが、
そんなことせずとも、右耳を塞げば、生活の全てが左ききスタイルになるという面白い発見
この日は、夕方、耳鳴りが少し強くなりかける時間帯もありました。
家では生後2ヶ月の第二子の鳴き声が一番、耳にキンキンします。
抱っこしてあげると収まるので、最近はよく抱っこして話しかけてあげてたりします。
実は、第一子の世話もあり、どうしても第二子は放置になりがちだったのですが、
たくさん抱っこしてあげて、最近はひどくご機嫌で、夜もスッキリと寝てくれるようになりました。
やっぱり、注いだ愛情って、赤ちゃんは素直に反応しますね。
耳鳴りのおかげで父親としての責任を思い出しました。
とまぁ、若干、話も脱線しますが、こんな調子でこれから、しばらく経過を書いていきたいと思います。
木曜日
自覚症状としての変化は無し。
一日のうちに耳鳴りが強くなる時間帯もあるが、特に定まった時間ではなく、周囲の環境によるものと思われる。
トイレや風呂場で何故、反応するかについて、水の衝突音が高音域を含んでいるように思える。
それを連続的に浴びせ聞かせることで、耳が防衛反応をお越し、膜を貼るような感じを受けるのではないかと思う。
薬になれてきたのか、初日、二日目ほどの服用後のしんどさはなくなった。
でも、症状に変化なし。こうやって薬の強度を上げていくしかなくなっていくものかな。
症状変わらないなら、別にあえて薬続ける必要は感じない気がする。
むしろ多少の耳鳴りの中でも適応していける全身感覚を身に着けた方がいいのではないだろうか。
金曜日
特に症状はかわらない。
むしろ、耳鳴りに慣れてきた感がある。なってても気にならないという感じ。
片耳塞いでいるのを忘れるときがある。それって普通に聞こえてきているってことかな?耳鳴りは残っているけど。
この日の夜にやっと注文しておいた耳栓を入手。かなりイイ!
やっぱティッシュじゃ密閉感弱かったことに気づいた。ちゃんとした耳栓にしたら、聞こえない方の耳も楽になった。
かすかな耳鳴りは続いている。
土曜日
特に症状はかわらない。
日曜日
少し音を聞きすぎたせいか、また膜張り現象が耳に起こっている。
結構耳の中が膨張して痛い感じをうける。
月曜日
再度、受診して聴覚検査の結果、検査値としては回復に向かっている。自覚症状としては耳鳴りがひどくなり、普段の会話でもたまに聞こえにくいのになぜだ?
耳鼻科の先生の説明では聴覚過敏といわれる。薬は少しずつ減らしていく感じで、もう一週間継続することに。
自覚症状としてはちょっと、困っているが、客観的な検査値が改善していることが、多少なりとも安心させてくれる。
火曜日
朝起きたら、耳鳴りがかなり納まっていた。
耳の膨張感みたいなのも和らいでいて、少し回復の期待が感じられる。片耳耳栓した方が楽は楽なので、しばらく維持することに。耳鳴りはあるけど、音をしっかりとらえていくことを意識しながら生活。
水曜日
耳鳴りが大分楽になってきている。
片耳生活にも慣れてきて、なんだか治ったのかなと思うこともあるが、右耳を開けると、全然聞こえてくるボリュームに差を感じ、治ったというよりは、今の音量に適応してきているのを感じる。
木曜日
特に変化なし、たまに顔の左半分がマヒしているような感覚は覚える。
ただし、顔の筋肉は普通に動かせる。感覚的な症状。
金曜日
特に変化なし。耳鳴りは微かに続いている。耳と歯が何かつながっているような感覚があったが、
突然、その歯が欠けた。祝日で歯医者もやってない。本当に当たり年。
土曜日
耳鳴りが小さくなってきているのを感じる。なくなったわけではない。
日曜日
耳栓をしない生活に切り替え。耳に感じていた圧力のようなものが大分おさまってきている。
月曜日
再検査の結果、若干の改善傾向。しかし高音域はまだ正常値にはなっていない。

追記

突発性難聴はおおよそ全国で年間35,000人発症しており、近年は増加傾向にあるとのこと。
これって、つまり一日約100人発症している!!
結構な割合で、全然他人事じゃないですよ。
よくある質問で非常にわかりやすいページがありましので、引用させていただきます。
治療には入院が必要ですか?

必ずしも入院は必要ありません。ただ突発性難聴を治すためには、早期治療が重要です。治療するうえで最も大切なことは、何よりまず一刻でも早く治療を開始することです。統計によれば、発症してから、つまり耳が聞こえなくなった瞬間から、48時間以内に適切な治療を開始できた場合は治癒できる方が多く、遅くとも1週間以内に治療しなければなりません。一般には、発症して、約1カ月で聴力は固定すると考えられており、それ以降の場合、聴力改善は困難と考えられています。

突発性難聴とは|突発性難聴|ドクター’s コラム|eo健康
治りやすい人

前述の通り、治療開始が早い方が治りやすいと言われます。また他に、難聴の程度が軽い、年齢が若い、めまいを伴っていない、糖尿病や高血圧・高脂血症などの内科疾患がないなどの方は、比較的治りやすいと考えられています

突発性難聴とは|突発性難聴|ドクター’s コラム|eo健康
幸いにも私は治りやすい部類の人になりますが、こればかりは治ってみないとわからないものですからね。
あくまで個人的見解ですが、現代は街中にもスピーカー音があふれており、誰もが常に、耳に刺激を受けているのではないかと思います。そういう意味では最近増加傾向にあるというのは、生活環境の電子化がもたらしていたりするのではないかと考えたりしています。

その後

1年たっても耳鳴りは地味に続いていたのですが、ちょっと気になる商品が見つかりましたので、試してみようと思います。

効果のほどは、また追記します。
※追記 残念ながら目覚ましい効果は見られませんでした。やはり突発性の難聴起因ではあまり効かないのかと。慢性的な耳鳴りとかにはいいかもしれませんが。
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「突然、片耳が聞こえない?検査の結果、突発性難聴と診断されました」への10件の返信

たけしさん
コメントありがとうございます。
はちのこロイヤルは残念ながら、それほどの効果はみられませんでした。(1袋分しか試していませんが)
発症からもう2年が経ちますが、気にしなければあまり気になりませんが、意識すると、微妙に耳鳴りが残っているなと実感できるレベルです。健康診断とかでは特に問題ないレベルまで聴力は回復しています。
参考になれば。

かなり回復されたんですね。
ジオグラム拝見すると私と同じ高音域の難聴ですが健康診断で引っかからないレベルですね。なので回復が早かったんだと思います。私ももう少し早くプレドニンを服用出来ればと後悔しています。最近この記事を参考にして聞こえにくい方の耳を極力使うようにしています。

私の場合、もろもろスケジュールの都合がついて発症後すぐに耳鼻科に行けたことが大きかったと思います。
診察にあたった医師の説明では、何故、プレドニンが効くかはいまの医学でも判明していないが、これまでの経験からとにかく効果は認められるということで、個人的には何だそりゃ?と思いましたが、他に選択肢もないし、嫌でしたけど素直に服用することにしました。
個人的には片耳生活は意外に発見が多く新鮮でしたが、事故等ないようお気をつけてくださいね。

鼻風邪から耳に閉塞感を感じて色々調べていた中、こちらの記事にたどり着きました。
耳鼻科は、副鼻腔炎と診断の後に処方された薬で副作用があったり、別の病院に行っても症状が改善しなかったりと、医者嫌いになる原因にもなった所で、ここ数年行っていなかったのですが、
こちらの記事を読んで、突発性難聴の場合は行かなければ聞こえなくなる可能性があのだと大変勉強になりました。
とりあえず、今のところ左耳は聞こえているのですが、時間を見つけて受診してみようと思います。ありがとうございました。

nyannyanさん
コメントありがとうございます。
副鼻腔炎は針がいいと聞いたことがあります。でもそもそもの診断が正しいのかセカンドオピニオンも聞いておきたいところですよね。(>_<)
私の体験談が少しでも参考になってよかったです。

かなり回復されたんですね。
ジオグラム拝見すると私と同じ高音域の難聴ですが健康診断で引っかからないレベルですね。なので回復が早かったんだと思います。私ももう少し早くプレドニンを服用出来ればと後悔しています。最近この記事を参考にして聞こえにくい方の耳を極力使うようにしています。

昨日、突発性難聴と診断されました。1ヶ月ほど前から一日に数分耳の閉塞感があり近所の耳鼻科では聴力検査も異常無しでした。ですが、先週末にめまいと耳鳴りと1日中の閉塞感に陥り、昨日大きな病院で再度聴力検査をしてもらったら、貴方様と同じようなグラフ(ややわたしの方が悪いかな)でした。わたしはピアノを教えています。今日、発症後、初めてのレッスンをしました。ピアノの音が響き過ぎます。でも、症状のある右耳を塞いでやるべきか、書かれていたようにあえて使うべきか、はたまたこんな状態でピアノ指導を続けられるのか…。不安がいっぱいで突発性難聴の経験者様に思わず弱音を聞いて頂きたくてコメントさせていただきました。

さくらさん
私も専門家でもないので、適当なことしか言えませんが、耳鳴りの症状がヒドイときは高音域の音には近づかない方が良いのではないかと思います。
私の場合、発症当時、耳鳴りが他の高音域の周波数と同調するような感覚を覚えました(時には痛みを感じました)。
ピアノのレッスン中など常に大き目の音量に囲まれる環境であれば症状のある右耳を塞いで、日ごろの危険でない生活時には積極的に右耳を使ってみるとかではどうでしょうか。
私も症状に慣れるまでは正直、不安な日々が続きました。結局のところ完治まではいたっておらず、多少の耳鳴りは今も残っています。それを悲しく思っても始まらないし、ベートーベンのような音楽家もいますし、今の自分を受け入れて、やれることをやっていくしかないと切り替えるしかありませんでした。
あと、めまいの症状はメニエール病なども疑われるので、耳鼻科の先生によく相談された方が良いと思います。くじけずに頑張って下さい。

keijiさん、早速の返信ありがとうございます。
返信を読んで、言葉をかけて頂けるだけで心の緊張が少しほぐれたようです。
確かに高音域を聞くと頭なのか耳なのかに響き過ぎて苦痛です。蛇口から水を出すと耳にキーンと響きます。ピアノもスピーカー越しに聴いてるかのような音量に感じます。
keijiさんの仰るように症状のある左耳を塞いで明日はレッスンしてみようかと思います。
早速、今日旦那さんに仕事帰りに耳栓を買ってきてもらいました。
日常生活は症状のない左耳に耳栓をして過ごすようにしたところ、耳鳴りが和らいだように思います。
投薬もまだ二日目ですし、これから改善を願うばかりです。
アドバイス、励ましのお言葉、本当にありがとうございます!
がんばります!

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