先月のことになりますが、お世話になっているキリスト教福音宣教会の自然聖殿のある月明洞(ウォルミョンドン)へ行ってきました。
実に4年ぶりとなる訪問だったのですが、月明洞は私のことを忘れずに、素晴らしい天候のもと、暖かく迎えてくれました。
思えば、初めて月明洞を訪れたのは実に15年も前のことです。
私も当時はまだ学生でしたし、月明洞も開発の真っ最中だったので、夏休みには開発作業にこぞって参加しに行ったものです。
あの頃は、まさか自分の子供を連れてくるようになるとは、夢にも思いませんでした。歳月が流れるのは本当に速いものですね。
月明洞に着いたら、丁度、子供たちのサッカー大会が開かれており、
娘はまだプレーはできませんが、転がるボールを追いかけながら終始、大喜びでした。
15年前、自分が走ったフィールドを今、またこうして娘と一緒に走っている。。。
なんだか、思わず涙が溢れてしまいました。
さて、一応、私は日英韓を扱う自称トリリンガル(笑)なのですが、
不思議なもので、見知らぬ人と仲良くなるのは、日本語もまともにしゃべれない娘が一番上手だったりします。
誰かと仲良くなるのに必要なことは言語能力以上に、赤ちゃんのように素直で新鮮な心を持つことなのだろうなと、娘に教わることが多い旅でした。
マタイによる福音書 第18章3〜4節
「よく聞きなさい。心をいれかえて幼な子のようにならなければ、天国にはいることはできないであろう。この幼な子のように自分を低くする者が、天国でいちばん偉いのである」
今回、個人的にとても良かったのは先生の絵が展示されてある美術館でした。
ズラっと並ぶ空の芯のボールペン。一体どれだけの文章を書きこんだら、このようになるのか。。。
言葉が出ませんでした。
また、「もがきの中で描いた絵が価値がある」という先生の言葉にも感じ入るものがありました。
私も、通勤電車という本当に限られた時間を活用しながら、絵を練習していますが、とても励まされる体験でした。絵を描く人は是非、一度訪れてみてください。
それでは、今日はこのあたりで。