すぐに使用することはないかもしれませんが、人工物の描画の参考になりそうだったので時計の描き方を翻訳してみました。
それでは早速見ていきましょう。
1)1:1の比率を保てるよう、Ctrlキーを押したまま円を描きます(F5)。
フィル&ストロークダイアログを開いて、以下に記した設定を使用します。
インタラクティブグラデーションエディター(Ctrl+F1)を使用して、グラデーション角度を調整できます。
2)この図形を複製します(Ctrl+D)。サイズを少し小さくして、180°時計回りに回転させます。
(オブジェクト>90°回転を二回かCtrl+]を使用します)
3)後ろの図形を複製し、少しだけサイズを小さくします。
今度は白に塗りつぶし、時計の文字盤が準備できました。
4)それでは、以下の値で、時計を放射塗りつぶしを行います。
5)今度は、時計の1時間ごとのマークを表す円で塗りつぶしていきます。
一つの白い円で始めます。それをダブルクリックして、図形の回転軸の十字マークを出します。
このマークを時計の中央に配置し、複製していきます。
オブジェクト>変形(Ctrl+Shift+M)ダイアログを起動し、回転タブに切り替え、値を30度に設定します。
12個出来るまで繰り返します。
7)今度は、時計の針です。少しだけ角を丸めた四角形を描きます。
これを複製し、少しだけ小さくし、大きい四角形の中央に配置させます。
両方の図形を選択し、パス>差分(Ctrl + -)を使用し、一つの図形からもう一つの図形を切り抜きます。
8)時計の中央に円を加え、別の針を作成ます。別々の方向を指すようにしましょう。
9)さぁ、時計をもう少しリアルに見えるように、フレアを加えていきましょう。
これをするために、二つの複製物を作る必要があります。一つは時計の基盤の複製で、もう一つは時計の文字盤の複製です。
10)今度は、最初の二つの図形を選択し、再び、パス>差分(Ctrl + -)を使用します。
二つ目のペアも同じです。出来上がりはこのようなものです。
11)これらの二つの図形で元の時計を覆います。
ストロークは除去し、とりあえず白色で塗りつぶしておきましょう。
12)これらの図形を線グラデーションで塗りつぶします。参考として以下の数字を使用してください。
今度はグラデーション塗りつぶしツールを使用して好きな方向へグラデーションを回転させます。
これで時計が完成しました。数字を加えることもできます。
翻訳は以上です。
回転軸をうまく使用して正確な位置に複製していくのは、人工物では色々と使えそうな気もします。
それでは、今日はこのあたりで。
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