山田哲人の凄さはどこか?

2015年、2016年と史上初の2年連続で3割30本30盗塁のトリプルスリーを達成した山田哲人
彼の能力で真に凄いところはどこなのだろうか。

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まず、彼のスイングを見ればわかるが、どんなボールにも対応できる巧打者と言ったほうが正しい。レフト方向へ引っ張るケースが多いが、センターにもライトにもまた、どんなコースのボールもホームランにする技術がある。

https://www.youtube.com/watch?v=6wn2sKLzQKE

しかし、ホームランの数が多かったのはホームグラウンドである神宮球場が狭かったということもあるだろう。本質的には彼は長距離打者ではない。現に彼のホームランの割合は以下のように神宮に集中している。
2016年成績
yamada2016
2015年成績
yamada2015

また、彼の能力で特筆すべきものの一つにスイングスピードがある。高校時代から154キロをマークしていたという。

スイングスピードが速いのでボールを最後まで呼び込んで打てる。
どんなボールにも対応できるピッチャーにとってはとても嫌なバッターだ。そんな彼の凄さを支える練習はティーバッティング。

https://youtu.be/u3y1sXKJ5Zs?t=5m24s

動画では11種類とあるが、結局のところ、毎日の勝負で崩されていく自分のフォームを毎日修正していっているのだ。これを1シーズン通して、維持していくことこそがコンスタントに成績を出せる秘訣だろう。
正直、動画を見ただけで、ピッチャーは嫌になるだろう。こんなに対応能力のある選手をどうやって打ち取ったらいいのだろうと。
そのうえ、スイングスピードがあるので飛距離もでる。結果ホームランにもなる可能性が高い安打製造機というカテゴリだろうか。

「山田を見ていると、ホームランは力だけじゃないってことですよね。体のサイズと力だけでボールを飛ばせるなら、もっと打てる人もいるはずなのにそうではない。山田は力だけじゃない何を持っているんじゃないですか。それが何かはわからないです」
 球界最年長投手はそう話すと、苦笑いを見せた。
「話せる範囲で言うと、リストが強いと思います。なにより、山田のすごいところは、全部揃っていることなんですよ(笑)。走ることもできるし、守ることもできる。そこがずば抜けている。塁に出すと、足がありますからね」

三浦大輔(DeNA/投手)

「山田さんは、バッティング練習だとそんなに飛ばしたりしないんですよ。これがいざ試合になったら、ピッチャーの力を利用して打つ。そういうのを強く感じます。スイングはそこまで速いわけじゃないんですけど、ピッチャーの投げるボールに対してバットの入れ方がうまく、バットにボールが当たっている時間が長い。変化球にしても、外のスライダーを『バチーン』ではなく、『グググーッ』とうまく乗せて押し込む感じです。それを見ると、『うわっ、すごい』と思いますね」

高城俊人(DeNA/捕手)

「スイングスピードも速いんですけど、まず打ち損じがないですよね。追い込まれても、簡単にアウトにならないですし、フルスイングというか、バットを最後まで振り切る。だから、バットの先とか根っこに当たってもヒットゾーンに飛ぶし、泳がされてもホームランになったりする。そこが一番すごいところです。他には、体の反応が優れているので、待っていないボールがきてもホームランにできる。彼の存在を感じたのは2年前で、他の大砲と呼ばれる選手たちと比べると、体は細いんですけど、ボールを遠くに飛ばす力がすごいと思いましたね。それに、僕のなかでは高打率を続けて残す打者がすごいと思っているのですが、山田はどっちもですから。そこにたどり着くまでに相当な練習をしていることもわかります」

野村祐輔(広島/投手)

「キャッチャーからしてみれば、(山田は)インコースもアウトコースもうまく打てて、大きいのも打てるし、走ることもできる。すべてにおいて優れていますよね。カテゴリーでいえば……どう言えばいいのかなぁ。実際、ホームラン王も盗塁王も獲っている。今までのカテゴリーにはないし、その枠に当てはまらないところがすごいところでもありますよね。間違いなく、球界を代表するバッターだと思います」

石原慶幸(広島/捕手)

「本当にすごい選手ですよ。ヘッドスピードが外国人選手に負けないくらい速くて、僕の考える大打者の待ち方をしています。多くの選手は、苦手な攻められ方をされると、意外と狙い球を変えてきたりするんですよ。でも、彼の場合は狙い球を変えず、ずっと待てる。あれだけ変化球を投げられたら、普通は変化球を待つのに、山田は一切待ちませんから。僕の経験では、小笠原道大さんや松中信彦さんなど、時代を代表する大打者は待ち方を変えたりせず、そうやって攻められているなかで体が反応するというか、対応力を上げていっていました。これが僕の考える大打者の条件なんです。山田も今、その対応力を上げていっていると思いますね」

久保康友(DeNA/投手)

出展 -「分類不能の強打者」山田哲人の恐ろしさを、ライバルたちが証言 Sportiva

以上のように、のきなみお手上げに近いコメントが並ぶ。
それでも、今のままではメジャーで通用するとはいいきれない。かつてトリプルスリーを達成した松井稼頭央もメジャーではこれといった成績は残せなかったのだ。
しかし、彼はまだ24歳、無限の可能性を秘めた日本を代表していく打者になっていくのは間違いないだろう。

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