Inkscapeでリアルなギターの描き方

Inkscapeの公式チュートリアルで紹介されていたものです。
絵本製作では、特に写実的な絵を描く必要はないかもしれませんが、細かい絵を描く必要が出た場合の参考になるかと思い翻訳してみました。

Step 1

ファイル>文書プロパティから。幅1460px縦575pxの新規文書を作成します。

Step 2

次に、雛形として使用できる素材画像を見つける必要があります。この画像にします。

Step 3

今度は、ページ境界線にフィットするように元画像をリサイズします。
そして、ペンツールを使って、ギターの主要なパーツの輪郭をトレースします。
各パーツは異なるレイヤーに描画しました。画像の透明度を下げると、どのように輪郭をトレースしたか見ることができます。

Step 4

さぁ、もう少し細部を付け加えていきましょう。ペンツールを使って、チューナーノブをの一つをトレースします。丸い角の四角的な図形と四角形の二つのパーツを作成しました。一つができたら、二つのパーツをグループ化させ、複製し、5つのノブを作成します。

Step 5

次にピックガードの描写です。シンプルにペンツールを使い、元画像の輪郭をトレースします。ピックガードの小さいネジを作成するのに円ツールを使い、とても小さい円を描画します。それを複製して残りのネジを作成します。

Step 6

今度は、サドルの描画です。個人的にはここが一番難しい場所です。
しかし幸いなことに、全てシンプルな図形で描画できます。
実は四角形と角丸の四角形と円しか使いません。
一度、一つのパーツを作成すると、グループ化して複製するだけです。

Step 7

さぁ、ピックアップを描きましょう。これは角丸の四角形と八つの小さな円できます。とても簡単です。

Step 8

次は調整ノブです。最初に大きな円を描き、そして小さい円を中央に描きます。
テキストツールを使い、1~10の数字を描き、回転させ、円の中央に向かうようにさせます。必要に応じて数字の間にスペースを使用し数時間の隙間を調整してください。

ピックアップスイッチを描くために、ピックガードからネジを複製させ、リサイズし、間に線を引き、三角形の図形をペンツールで描きます。
パスノードツールの編集で端をカーブさせてください。

Step 9

次に、コードにアンプのプラグからギター内部に向かう穴を描きます。
これはちょっとおかしな図形なので、頑張ってトレースし小さい要素を付け加えていってください。ネジについては、前にピックガードで作成したものを複製し、リサイズできます。

Step 10

トレモロはギターのボディに加える最後のハードウェアです。
とても簡単です。最初にさっき作ったサドルの底に円を作成します。
次に、縁から始まる長く薄い四角形を描き、ボディーの端くらいまで伸ばします。四角形の末端で、ペンツールか円ツールを使って長い楕円を描きます。

Step 11

さぁ、細部を加えるためにヘッドストックに移りましょう。
最初に付け加えるのは弦がついているチューナーです。
これは大小二つの円で簡単にできます。グループ化し複製し6つ作成します。

Step 12

ヘッドストックの他の細部はとても簡単です。
最初にペンツールで三角形の図形を描き、パスノードツールの編集を使用し、コーナーを丸くします。

Step 13

ヘッドストックの残りの細部は全て、テキストです。
下の画像のようにテキストが見えます。
きっとロゴとして格好いいフォントを使いたいでしょう。ここではBanff-Normalを使用しました。

Step 14

次に、首の部分にフレットを加える必要があります。ペンツールで線を描き、複製し、全部で21個揃えます。
正確な間隔にするのに、首の部分のレイヤーを書くし、元画像の上にフレットを置いていきます。首の頂上に厚めの白いナットを忘れないでください。ヘッドストックのすぐ隣です。

Step 15

インレーの点を作成します。正確なサイズにするために元素材を使用し円を描きます。複製し、ついさっきフレットでやったように元素材の点の位置に配置します。

Step 16

次に必要なのは弦です。ペンツールを使用して6本の線をヘッドストックからサドルまで描きます。
下の画像を見て、どこから始まり、終わっているか見てください。
描くサイズは、同じ色で描きましたが、弦が小さくなるように透明度を変化させました。
最も厚い頂上の弦から始め、透明度は100%、75%、60%、45%、35%、そして25%です。
下の絵ではどこからどこまでか分かるように弦は青色で描かれています。

Step 17

さぁ光沢と陰影効果をギターに加える必要があります。
ボディを複製し、塗りつぶしを透明にし、ストロークを10pxへ変えます。
ついでに、片方は透明に、もう片方は白となるグラデーションで塗りつぶします。

2.0のぼかしを加えます。これはボディのカラーを青っぽく変えておくと簡単に見えます。
下に見える通り、レイヤーを選択したまま、オブジェクト>パターン>オブジェクトからパターンへを実行します。
これでボディがまた複製され、さっき作ったパターンで塗りつぶします。また、ストロークをなしにしてください。

Step 18

このステップは少しの変更を除いて、最後のステップと同時に実行します。
ボディを複製し、塗りつぶしなしで10pxのストローク、そして透明から黒へのグラデーションをかけます。

2.0のぼかしを加え、今度は白のグラデーションと逆側から始まります。
そのレイヤーで新しいパターンを作成し、ボディを複製し、さっき作ったパターンに塗りつぶされているのを確認します。ストロークはなしです。

最終形

ギターの色は好きなように変更できます。
サンバーストスタイルを加えたいなら、色を少し変えるだけです。
さっきの二つステップのようにボディを複製し、ストークを黒にし、ぼかします。
キーはパターン作成です。そうしないとぼかし効果がギターからなくなってしまいます。
最終形は以下の通りです。クリックすると拡大版が開きます。

翻訳は以上です。

チュートリアルを通して、ほとんどの部分が「とても簡単です。」と表現されていました。
どんなに複雑に見える絵も、本質的には小さいシンプルな図形の組み合わせで実現できるのだと感じました。
写実的に見せるためのポイントとなる、最後のパターンのところがちょっとわかりにくいのが残念ですが、扱いながら探っていくこととします。

それでは、このあたりで。

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