今年の冬は光熱費がやたらと高騰しており、真剣に防寒対策を検討することにしました。そもそも室温を下げる要因は窓からの冷たい空気が一番大きいです。
賃貸物件に住んでいるので二重窓の本格的な工事は行えません。というわけでプラダンで簡易的な二重窓を自作するDIYにとりくんでみました。
ホームセンターでプラダンの大きなサイズを探してみたのですが、大きいと若干たわんでしまうようなので、私がとったアプローチはこういう小さいパーツを組み合わせていくことにしました。
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さて、まずは二重窓をすべらせるモールの取り付けが先に必要ですが、両面テープでダイレクトにくっつけると取り外すときに跡が残って大変なので、マスキングテープで保護します。
そしてホームセンターでモールを探したところ、U字型でちょうどいいサイズがありました。プラダンの厚みが5mmで二枚重ねてさらに滑るスペースも必要です。こちらはU字の内側が12mmでぴったりでした。(ちなみに本当は中央に仕切りがあるやつを探してはいたのですが、実はAmazonにありました。)
長さ調節のため切断する際もマスキングテープを目印がわりに付けておくと楽チンです。
モールの切断は普通のハサミでは難しかったので、家にあった一番切断能力の高いやつを使いました。
両面テープをモールに貼っていきます。
ちょっと分かりにくいですが、窓の上側のモールに取り付けた図。
続いてプラダンを組み立てていきます。
まずはちゃんと2枚がモールに入るかを確認。結構ジャストサイズでした。滑らせて窓のように開閉できます。
どんな形の窓にするかエクセルでいろいろ検討して、いかの設計にすることにしました。鍵の施錠や窓の開閉の運用、窓としての安定感、切り取り部分の幅などがポイントとなります。
プラダン同士をつなげていく過程です。まずはマスキングテープで仮止め。
続いて布テープです。プラダンの接着には布テープが最適です。
端のカットですが、こちらもマスキングテープであたりを付けます。ちょうど切り取りたい幅と同じくらいだったので特に鉛筆でしるしを書き込む必要もありませんでした。
切り取りに、先日プラモ用に購入したデザインナイフで先に切り目をつけます。
切り目の上からカッタナイフで力を入れて切っていきます。
いい感じで切断できました。プラダンの構造上、両面からこれをやります。
完成です。思ったよりいい仕上がりになりました。一部布テープ固定せずに取り外せるようにしてフレキシブルに対応できる状態にしています。(完成したのが夜なので暗く見えますが、採光は十分です。)
実際、布テープで外周も固定してやっとたわみを防ぐことができました。その辺はまだまだ工夫の余地はありそうですが、防寒効果は結構ありまして、普段は22-24度で暖房入れてたのが20-22度で問題ないレベルになりました。冬場の暖房だけでなく、夏場の冷房にも効果があるので、長い目でみてかなり光熱費に差が出てくると思います。もっと早くやっておけばよかった。
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