私は膝を怪我して以来、サッカーの現場から遠ざかっていたのですが、学生時代は海外のスーパープレイヤーのドリブルを研究したりもしていました。
最近は、フェイントやドリブルの基本練習動画は無数にあるのですが、個人的には一流選手のスーパープレーを何度も見て、イメージを自分の脳に擦り込んでおくことが、実際のプレーにも生きていくと感じています。もちろん、基本練習も大事ですが、本物のクオリティを何度もみることが大きなことなのです。
【城彰二】あの城彰二がついに、プロの企業秘密を初公開!トッププロとして、少年サッカー指導者として、様々な経験の中から培った城彰二ならではの発想と実戦ノウハウをここに公開します。
今回、この記事を書きたくなった動機は次の動画を見つけたことによります。
歴代のドリブラーTop 10
賛否両論はあると思いますが、こちらの動画で紹介されていた10人は以下のドリブラー達です。
10位 マシューズ(イングランド)
ドリブルの魔術師の異名をもつ彼の名前のついた「マシューズフェイント」には私もお世話になりました。実際この技は体重移動も大きく最も効果的なフェイントの一つだと思います。しかし多用すると膝に負担かかるのではと最近になって感じています。
参考動画(マシューズ)
9位 ロナウジーショ(ブラジル)
まだまだ記憶に新しいマジシャンと呼ばれるロナウジーニョです。エラシコなどの基本技も巧みながら、彼のルックフェイント(視線は別の方向にある)は観衆にはパフォーマンスが良いですが、実際には既に抜き去った後にかけても意味ないだろと思うのは私だけでしょうか。
参考動画(ロナウジーニョ)
8位ジダン(フランス)
あまりドリブラーという印象はなかったですが、世界をとった男ジダン。彼の存在だけでチームがガラっとかわる影響力の強いプレイヤーです。
参考動画(ジダン)
7位ロナウド(ブラジル)
ドリブラーとしてはあんまり参考にならないだろとツッコミいれたい身体能力派のドリブラーです。ゲルトミュラーの記録を抜き去った歴代W杯得点王です。彼が一度やってしまった変な髪形が懐かしい・・・。
参考動画(ロナウド)
6位ペレ(ブラジル)
マラドーナは「神の子」と呼ばれますが、サッカーの世界で「神様」と呼ばれたのはこの人。以前聞いた話で、「マラドーナはファウルすればとめられるが、ペレはファウルしようとすると、逆にヤラれる」とかありました。スラムを生き抜いてきたこの時代の人にはそういう人が多かったのかもしれません。
参考動画(ペレ)
5位ベスト(北アイルランド)
実は知らない選手でしたが、マンチェスター・ユナイテッドの伝説的な選手だそうです。名前的に探すのも大変でしたが「ジョージ・ベスト」で検索すると数々の動画が出てきます。
参考動画(ベスト)
4位クライフ(オランダ)
ドリブルを練習するものなら、一度は通る彼の名前がつけられた「クライフターン」の産みの親です。監督としても成功をおさめた稀代の名ドリブラーです。
参考動画(クライフ)
3位ガリンシャ(ブラジル)
ちょっと古い選手で知らなかったのですが、伝説のドリブラーの一人だそうです。
彼の切り替えしに相手は見事に置き去りにされます。
参考動画(ガリンシャ)
2位メッシ(アルゼンチン)
言わずもがなの現代のベストプレイヤー。はっきり言って次元の違う世界を生きています。普通にボディフェイントだけで抜きされてしまう彼のプレーは参考にならないかもしれないですが、見ているだけでイメージトレーニングになりそうです。
参考動画(メッシ)
1位マラドーナ(アルゼンチン)
「神の子」マラドーナは、プレーを見ているだけでモチベーションがあがります。彼がアマチュアからプロになって間もないころ、「プロでは飛ばないといけない。ジャンプしないとファウルで止められる。」なんてニュアンスのことを言っていたそうです。
参考動画(マラドーナ)
ちなみにこの動画で紹介されている選手をまとめた記事も見つけました。
The best football dribblers ever
あとここでは紹介されていないですが、忘れてはならない個人的にオススメな名ドリブラー達の動画も発見しましたので、紹介しておきます。
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
http://www.youtube.com/watch?v=p0ImV22Q6xU
切れ味抜群の彼のドリブルは、フィールドで一人だけ別次元を生きているようです。
ロマーリオ(ブラジル)
http://www.youtube.com/watch?v=v-PS_wM1Leg
魔術師の異名を持つロマーリオ、彼がボールをフィードする位置は、彼以外に届かない場所なんです。空間把握力が異常に高い!これは簡単には真似できません。
オコチャ(ナイジェリア)
ナイジェリアのオコチャをベストドリブラーとしてあげる人も多いですね。身体能力だけでなくトリッキーでテクニックの高い選手です。
マラドーナ(アルゼンチン)
で、最後はやっぱりマラドーナ。見てるだけでモチベーションあがります。そして、本当によくジャンプしてますね・・・
海外のスーパープレイヤーのプレーをみるだけでとてもいいイメージトレーニングになりますが、基本をちゃんと習得することも大事です。以下のようなDVDを一本、手元に持っておくのもいいですね。
それでは、今日はこのあたりで。
【城彰二】あの城彰二がついに、プロの企業秘密を初公開!トッププロとして、少年サッカー指導者として、様々な経験の中から培った城彰二ならではの発想と実戦ノウハウをここに公開します。